天なびコラム

第6195話

2017年10月13日

注意報・警報の種類

連休の中頃から大阪では少々暑い日が続き、9日の最高気温は29.0℃だったようです。本当に10月になったのかなと疑いながら、未だに部屋のクーラーのスイッチを入れてしまいます。

さて、最近、私はお仕事で注意報・警報について触れることが増え、日々色々と学ぶことがあるのですが、気象庁が発表する「気象等の特別警報・警報・注意報」は全部で何種類あるか皆様はご存知でしょうか?正解は特別警報が6種類、警報が7種類、注意報が16種類の計29種類でございます。そんなの常識だよという方は素晴らしいですね!私はこんなにあるのかと驚いたのですが、皆様はいかがでしょうか?私の住んでいる場所は雪があまり降らない大阪の内陸部。雷注意報が発表されることはチラホラあるのですが、雪に関する注意報・警報には全く馴染みがなかったため、着雪・融雪注意報といったものが聞き慣れなかったわけでございます。雪国の方々は注意すべきことが多くて大変だなぁと思ってしまいます。

また、その29種類の特別警報・警報・注意報の中でも未だに発表されたことがないのが、「大雪特別警報」と「暴風雪特別警報」です。平成26年2月の関東甲信地方の大雪では大雪警報が発表されたのですが、大雪特別警報は発表される条件を満たさなかったため、発表されませんでした。

以上が注意報・警報の豆知識でございます。まだ秋なのに雪関連の話を多くしてしまいましたが、もう秋なのに暑かった最近の気温が私をそうさせたのかもしれません。


執筆者:スケール