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予報士のコメント

東・西日本は、多くの地点で既に葉桜になっていますが、長野では満開見頃を迎えています。

北日本は、10〜11月は平年よりかなり高め、12月は平年並み、1月は平年よりかなり高め、2〜3月は平年より高めの気温でした。
10〜11月の気温が高かったため、花芽の目覚める時期が1週間〜10日程度遅れた見込みです。
4月は平年よりかなり高めの気温が予想されています。
開花・満開時期は、平年より早いかかなり早いでしょう。

今シーズンは全国的に花芽の目覚める時期が平年より遅くなった見込みですが、花芽が目覚めた後は平年より高めに気温が推移し、花芽の生長速度も速くなった見込みです。
このため、北日本では花芽の目覚めの遅れを取り戻して平年より早いかかなり早い開花になると予想されますが、東日本・西日本では花芽の目覚めの遅れが響いて平年並みか平年より遅い開花となりました。

前回の発表から1週間で、開花前線は東北地方北部から北海道の札幌まで一気に北上し、東北地方北部では満開見頃を迎えています。
東日本・西日本では満開見頃のピークを過ぎ、長野を除いて既に葉桜となっています。