防災の知識|特別警報

特別警報って?

明らかに避難が必要な状況でも、警報ではそれを伝えることができません。

大津波の被害

警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波などが予想される場合に「特別警報」で最大限の警戒を呼び掛けます。

なぜ特別警報が必要なの?

気象庁が重大な災害の危険性が著しく高まっていることを伝えるために発表する警報です。2013年8月30日に運用が開始されました。

基準の違い

気象庁はこれまで、大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかけていましたが、まれに警報の基準をはるかに超える災害が起こります。

実際の発表事例

  1. 1.台風18号(2013年9月)

京都・滋賀・福井の3府県に大雨の特別警報が発表され、河川の氾濫や土砂災害によって死者・行方不明者が出るなど大きな被害が出ました。

  1. 2.台風8号(2014年7月)

沖縄県で暴風、波浪、高潮の特別警報が発表されました。宮古島や沖縄本島などで建物の倒壊や倒木、大規模な停電などの被害を起こしました。

  1. 3.口永良部島の噴火(2015年5月)

口永良部島新岳が噴火し、噴火警戒レベル5(避難)の特別警報が発表されました。噴煙が火口上9000m以上まで上がり、火砕流が海岸まで達するなどの被害が出ました。

  1. 4.台風18号及び台風から変わった低気圧(2015年9月)
  2. 栃木・茨城・宮城の3県に大雨の特別警報が発表されました。土砂災害や浸水のほか、鬼怒川などで大規模な河川の氾濫が起こり、甚大な被害が出ました。

どうやって知ることができる?

発表の際はテレビやラジオなどで通知されます。

天なびでもお知らせします

注意報・警報を見る

注意報警報メール

特別警報の種類

以下のように分類されています。

気象等に関する特別警報

  1. 1.大雨特別警報
  2. 2.暴風特別警報
  3. 3.高潮特別警報
  4. 4.波浪特別警報
  5. 5.暴風雪特別警報
  6. 6.大雪特別警報

地震(地震動)・津波・火山に関する特別警報

  1. 1.震度6弱以上の緊急地震速報
  2. 2.大津波警報(予想高さ3m超)
  3. 3.噴火警報(居住地域)
  4. ※噴火警戒レベル4・5、または、居住地域厳重警戒

特別警報が発表されたら

ただちに命を守る行動をとってください。

経験したことのないような異常な現象が起きそうな状況です。この数十年間災害の経験が無い地域でも油断しないでください。

気象等に関する特別警報の場合

避難所へ移動してください。外出が危険な場合は、家の中の安全な場所に留まってください。

防災の知識【大雨編】を見る

防災の知識【台風編】を見る

地震の場合(屋内にいるとき)

頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。火を使っている時は無理に消そうとしないでください。

頭を保護する

地震の場合(屋外にいるとき)

狭い路地やブロック塀に近づかないでください。また、山にいる場合は落石やがけ崩れに注意してください。

防災の知識【地震編】を見る

津波の場合

高台や避難ビルなどに避難してください。また、津波は繰り返し襲ってくるので警報の解除まで避難場所を離れないでください。

防災の知識【津波編】を見る

火山噴火の場合

危険な地域を離れる必要がありますが、状況に応じて避難先を判断します。

火山の近くにお住まいの方は、事前に避難プランを立てておくと効果的です。

火山噴火情報を見る