飛散期間・ピーク予測
飛散期間・ピーク予測の凡例
グラフの色 | 意味 |
■ | 花粉の飛散が予想される期間 |
■ | 花粉の飛散がピークを迎えると予想される時期 |
今季の飛散時期の傾向(予測)
1月30日発表
■ スギ
北日本では、10月は平年よりかなり高め、11月は平年より高め、12月は平年より低め、1月は平年よりかなり高めの気温でした。
スギ雄花の休眠打破の時期は10月から11月にかけての高温の影響で例年より1週間程度遅くなりましたが、2月から3月にかけては平年より高めの気温が予想され、休眠打破の遅れを取り戻すため、飛散開始は例年並みか例年よりやや早く、東北南部では2月中旬から、東北北部では3月上旬からとなるでしょう。
東日本では、10月は平年よりかなり高め、11月は平年より高め、12月は平年並み、1月は平年より高めの気温でした。
スギ雄花の休眠打破の時期は10月から11月にかけての高温の影響で例年よりやや遅くなりましたが、2月から3月にかけては平年より高めの気温が予想され、休眠打破の遅れを取り戻すため、飛散開始は例年並みか例年よりやや早く、2月上旬から中旬にかけてとなるでしょう。
西日本では、10月から11月にかけては平年よりかなり高め、12月から1月にかけては平年並みの気温でした。
スギ雄花の休眠打破の時期は概ね例年並みでした。
2月は平年並みの気温が予想されるため、飛散開始は例年並みで、2月上旬から中旬にかけてとなるでしょう。
■ ヒノキ
北日本ではヒノキがあまり分布しておらず、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。
東日本では、10月は平年よりかなり高め、11月は平年より高め、12月は平年並み、1月は平年より高めの気温でした。
ヒノキ雄花の休眠打破の時期は10月から1月にかけての高温の影響で例年より1週間から10日程度遅くなりました。
2月から3月にかけては平年より高めの気温が予想され、例年より早いペースで雄花が生長し休眠打破の遅れを取り戻す見込みです。
飛散開始は概ね例年並みで、3月中旬から下旬にかけてとなるでしょう。
西日本では、10月から11月にかけては平年よりかなり高め、12月から1月にかけては平年並みの気温でした。
ヒノキ雄花の休眠打破の時期は10月から1月にかけての高温の影響で例年より1週間から10日程度遅くなりました。
2月は平年並み、3月は平年より高めの気温が予想され、例年より早いペースで雄花が生長し休眠打破の遅れを取り戻す見込みです。
飛散開始は例年並みか例年よりやや遅めで、3月下旬となるでしょう。
※このコメントは、独自の予測結果をもとに作成