飛散期間・ピーク予測
飛散期間・ピーク予測の凡例
グラフの色 | 意味 |
■ | 花粉の飛散が予想される期間 |
■ | 花粉の飛散がピークを迎えると予想される時期 |
今季の飛散時期の傾向(予測)
3月22日発表
■ スギ
北日本では、10月から11月にかけては平年よりかなり高め、12月は平年並み、1月は平年よりかなり高め、2月は平年より高めの気温でした。
スギ雄花の休眠打破の時期は10月から11月にかけての高温の影響で例年より遅くなりましたが、3月は平年並みの気温が予想され、休眠打破の遅れを取り戻すだけでなくさらに例年より早いペースで雄花が生長する見込みです。
飛散ピーク時期は例年よりかなり早くなる見込みで、東北南部では今まさに飛散ピーク時期を迎えており、東北北部では3月下旬から飛散のピークを迎えるでしょう。
東日本・西日本では、10月は平年並み、11月は平年より高め、12月から2月にかけては平年より高めか平年よりかなり高めの気温でした。
スギ雄花の休眠打破の時期は11月から12月にかけての高温の影響で例年より遅くなりました。
3月は平年並みの気温が予想され、休眠打破後の高温により例年よりかなり早いペースで雄花が生長する見込みです。
飛散ピーク時期をやや過ぎた地点が多く、飛散の終息は4月中旬頃となる見込みです。
■ ヒノキ
北日本ではヒノキがあまり分布しておらず、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。
東日本・西日本では、10月は平年並み、11月は平年より高め、12月から2月にかけては平年より高めか平年よりかなり高めの気温でした。
ヒノキ雄花の休眠打破の時期は11月から12月にかけての高温の影響で例年よりやや遅くなりました。
3月は平年より高めの気温が予想され、例年より早いペースで雄花が生長し休眠打破の遅れを取り戻す見込みです。
飛散ピーク時期は、概ね例年並みで、4月上旬頃となるでしょう。
※このコメントは、独自の予測結果をもとに作成