天なびコラム
第7158話
2020年06月02日
梅雨と梅
6月に入り、週間予報を見ても曇りの日が多くなってきたように感じます。
平年だと6月上旬に梅雨入りする地域が多いので、雨の季節がすぐそこまで迫ってきているようですね。
ところで皆さんは「梅雨」という言葉の由来をご存知ですか?
江戸時代に中国から日本へ伝わってきたそうですが、雨によって黴(かび)が生えやすくなるので「黴雨(ばいう)」という言葉が生まれ、語感が良くないので「黴」が「梅」に変わった、などと梅雨の語源にはいくつか説があるそうです。
数ある説の中に「梅の実が熟す頃に降る雨」というのがあります。
梅といえばクエン酸を多く含み、疲労回復に絶大な効果があります。
また、殺菌・抗菌の効果もあるので、古くから保存食として活用されてきました。
いわゆるコロナ疲れや、食べ物の傷みが気になるこの時期にぴったりですね。
私は梅干しが苦手なので、オンライン飲み会で梅酒を飲んで、コロナも梅雨も乗り越えていこうと思います!
執筆者:だりあん