天なびコラム

第2816話

2008年07月13日

文月とエコ

早いもので7月も半ばです。
7月7日の七夕の夜、皆さんの地域はお天気どうでしたか?
大阪は薄い雲に覆われていましたが、なんとか織姫星を見ることができましたよ。

また、今年の七夕は洞爺湖サミット初日でもあり「クールアースデー」として、各地で夜間のライトダウンが行われました。
キャンドルを天の川のように並べてキャンドルナイトを行った所もあったそうです。
都会でも、本物の天の川の星がたくさん見える日が戻ってくるといいなぁと思います。

さて、7月は「文月(ふみづき・ふづき)」とも呼ばれます。
その由来は、七夕に詩歌を作って歌ったり、書物(文)を書いたりする風習からと言われています。
他に、稲の穂が実り始める頃(稲が実を含む月)から、「稲含み月」と呼んだことが由来という説もあるそうです。

これから暑中見舞いの時期です。
最近は、魚沼産コシヒカリの稲わらの茎で作られた、エコ便箋があるそうですよ。
文月にちなんで、いつもはメールで会話している人に、たまにはゆったりと手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

執筆者:ふみ