天なびコラム

第2817話

2008年07月14日

リラックスの仕方

紀伊半島南東部を旅行した時のことを思い出す。

それは、夏真っ盛りだった。
奈良県南部から大台ケ原へ抜け、熊野那智大社へ続く道。

大台ケ原は、世界でも有数の年間降雨量の多い地域だ。太平洋からの南風が南東斜面を駆け上がり、雨になる。
そのときも下界は晴れていたが、山頂は霧雨だった。

そして、那智は日本三大名瀑の滝で有名。落差133mは圧巻だ。
その霊験あらたかな雰囲気もあり、真夏というのに涼しさが増していく。修験道のようにここでの水行はなかったが、いつかした、歩く行(ひたすら歩き続ける行)を思い出した。

よく、○○ハイという。○○には、例えばランナ-ズ、とかが入る。
それをひたすらし続けると、苦しさを超え、一種の清々しさ、リラックスした気分になる様だ。

ふと、滝の近くでマイナスイオン効果で癒されリラックスすることもよい。
アクティブにランナーズハイになって、リラックスすることもよい。
その時々で違ったリラックス法を試してみるのも、気分転換になるかも、と思ったりする。

執筆者:仁井