天なびコラム

第2819話

2008年07月16日

大きさと強さ

夏〜秋にかけては台風の発生しやすい時期になります。
ということで台風の大きさと強さについてお話しましょう。
気象庁では台風の勢力を示す目安として「大きさ」と「強さ」を表現します。

まず「大きさ」は強風域(風速15m/s以上の範囲)の半径で表しています。
強風域が500km以上〜800km未満のものを「大型(大きい)」
800km以上のものを「超大型(非常に大きい)」

次に「強さ」は最大風速で表しています。
最大風速が33m/s以上〜44m/s未満は「強い」
44m/s以上〜54m/s未満は「非常に強い」
54m/s以上は「猛烈な」

これら二つの表現を組み合わせて「大型で強い台風」などのようにお伝えしています。
これからは台風の発生しやすい時期になりますので、台風情報には十分注意して、防災対策に役立ててください。

執筆者:鷹