天なびコラム
第3882話
2011年06月14日
サングラスと紫外線
梅雨時期、晴れ間が出れば、外で活動をしたいものです。
しかし、強い紫外線には要注意。
1年の間で、晴れていれば今の時期紫外線量のピークを迎えています。
さて、いろいろな色のサングラスがありますが、紫外線対策の視点では、グラスの色の濃淡は無関係なのです。かえって色の濃いものは、目が多くの光を取り入れようとする為瞳孔が開いてしまうので、かけていない時より、多くの紫外線を受けることになります。
紫外線には、主に
UV-A
UV-B
などがあり、昨今オゾン層の現象によって、皮膚ガンの原因とされるものはUV-Bです。
そのUV-Bはおおよそガラスによって遮断されるので、目の紫外線対策ではUV-Aのカット対策がされたものを特に選ぶ必要があります。目に紫外線が長く蓄積されると、白内障を起こす原因にもなります。
目の紫外線対策のためサングラスを選ぶ時は、UV-Aカット対策された、なるべく薄めの色を選ぶことがよいかもしれません。
ファッションと健康の両方を考えたグラス選びをしたいですね。
執筆者:亜蘭