天なびコラム

第5067話

2014年09月11日

風邪を予防

9月も中旬に入り、だんだん涼しくなってきました。
その分、この時期は体調を崩してしまう方も多いみたいですね。

風邪の予防のためには、日々の食生活がとても大切です。

風邪の予防には、ビタミンAとビタミンCが有効と言われています。
ビタミンAはウイルスの進入を防ぎ、ビタミンCはウイルスに対する抵抗力を高める働きがあります。

緑黄色野菜にはビタミンAに変わるβカロテンが多く含まれており、秋から冬にかけてニンジン、ほうれん草やブロッコリーなどが旬の野菜になります。βカロテンは脂溶性で、油に解けた状態の方が効率よく吸収されます。つまり、生のままで食べたり、茹でたりするより、油で炒めた方が吸収が良いということです。

また、ビタミンCはミカン、イチゴなどに含まれており、加熱に弱く、水で流れ出てしまう性質を持っています。そのため、あまり調理せずに食べる方法が勧められています。

日々の食事から栄養をしっかりとって、これからやってくる寒さに負けない体をつくりましょう。



執筆者:とも