第6157話

2017年09月05日

お天気なペンネーム

「9月からコラム執筆お願いします」
「ひょっ!?」
入社してから云ヶ月、そろそろ来るかなと覚悟していましたが、ついにこの時がやってきました。お天気ナビゲータでも好評を博している当コラム、社内スタッフが業務の傍ら持ち回りで書いているのですが、新人の私にも声がかかりました。いよいよデビューです。

「執筆ガイドラインに目を通してください。バックナンバーもありますよ。」
「ほえっ!?」
今は昔、ブログとかが流行るより前に、ネット日記と称して日々の出来事を綴っていたのですが、全世界に公開していたとはいえ、読者は友人知人に限定されていました。これからは、本当に不特定多数の方々がご覧になるので、気を付けなければなりません。

「ペンネームを考えてください」
「はぅあっ!?」
コラム執筆者の個人情報保護のため、というよりは、恥ずかしいことや多少のフィクションもOK、面白可笑しく書き易くするためでしょうか。よくあるネタとしては「失敗しちゃった、こんな目に遭っちゃった。(皆さんも気を付けてね)」というのがありますが、本名だと公表が憚られますよね。まあ社内スタッフ同士ではバレバレなのですが。休憩時などにツッコミ合っている光景もたまに目にします。

前置きが長くなりましたが、そんなこんなで当コラム用にペンネームを考えなければなりません。コラム執筆のガイドラインはあってもペンネーム選定のガイドラインが無かったりするのですが、折角なので「気象要素」の入ったペンネームにしたいところです。(バックナンバーを確認すると、お天気絡みのペンネームも複数発見できました。さすがは天なびコラム執筆陣!?)
鉄道ファンを指して「鉄分が濃ゆい人々」「おテツな人々」と表現することがありますが、お天気ファンの場合は「お天気な人々」とでも呼ぶのでしょうか、当コラムは執筆陣だけでなく読者層も「お天気な人々」が多そうです。(あっ、これって誉め言葉ですよ!! たぶん)
そうして色々考えた末に、締め切り間際に決めたペンネームが下の方にあるものです。もっと良いペンネームを思いついたら改名するかもしれませんが、今後も拙コラムにお付き合い頂けましたら幸いです。

執筆者：風来坊