天なびコラム

第6627話

2018年12月19日

ライトトーナス値

年末の大掃除で自分の部屋のどこかを変えたいな〜なんて思いながら、ベッドの上で寝転がって周りを見回していたのですが、私の部屋の中でよく目立つのが青色のカーテン。この時期の寒さをより際立たせるこの寒色のカーテンを変えようと思ったのでございます。

その勢いで色について少々勉強したのですが、色は目だけでなく肌でも感じるそうで、肌で感じる色による筋肉の緊張・弛緩度を測る値を「ライトトーナス値」というそうです。そのライトトーナス値の高い赤色やオレンジ色は筋肉を緊張させる色で、血圧・脈拍の値が高くなり暖かく感じます。一方、青色は筋肉を弛緩させる色で、血圧・脈拍の値が低くなり、落ち着いた気分になります。そして病院でよく用いられるパステルカラーもまた、ライトトーナス値が低いのです。

また、色によって時間の経過の感じ方も変わるそうで、暖色系の部屋にいると、一定時間が経過しても、その時間よりも長く感じるそうです。楽しい気分にもなるので、お客様に楽しい長い時間を過ごしたように感じさせたい居酒屋などがピッタリ。一方で寒色系の部屋は短く感じるそうです。なるほど!だから私の休日はあっという間に時間が経ってしまうように感じるのか〜と納得したのでございました。

ということで、暖色系のカーテンにして、年末年始の連休は充実した楽しいインドア生活を送りたいと思います。


執筆者:スケール