天なびコラム

第7215話

2020年07月29日

お肉の今後

みなさま、こんにちは。みっちーです。

今年の梅雨は、日本各地で豪雨による洪水の被害が発生してしまいました。

近年のこうした豪雨に伴う災害が発生すると、「こんな激しい雨は、昔は降らなかったのに‥」という声も聞かれます。

実際に「1時間に50mm以上の豪雨が発生する頻度は、1976年〜1985年の10年と2009年〜2018年の10年を比較すると、約1.4倍に増えている。」と気象庁の気候変動監視レポートで発表されており、地球温暖化により短期間での豪雨の頻度が上がってきているのだと思われます。


こうした地球温暖化に対する懸念は世界中で高まっており、特に欧米では牛肉を生産・消費することに対する批判的な意見が強くなってきています。これは、牛などの動物は二酸化炭素よりも強い温室効果を持つメタンガスをゲップなどで出してしまうため、我々の食生活を見直し、牛肉の生産・消費を抑えることで温室効果ガスの排出量を減らしていこう、という考えによるものです。

欧米諸国も地球温暖化の様々な影響を受けているため、早急な対策が必要、という認識は持っている一方で、オーストラリアやアメリカは世界有数の牛肉輸出国であり、国内の一人当たり牛肉消費量も比較的高いため、牛肉の生産・消費を批判されることは悩ましい問題でもあるわけです。

そこで牛肉に代わる商品として、大豆などの植物性の原料から作られたハンバーグなど、新しい商品も出てきています。

様々な業界で地球温暖化への対策が議論されている状況ですが、我々消費者も地球温暖化を悪化させないような商品を積極的に選んで購入することが求めらているのかもしれません。

今日はニク(29)の日でしたので、地球温暖化とお肉のお話でした。


執筆者:みっちー