天なびコラム

第7374話

2021年01月04日

今年のしぶんぎ座流星群

今日から仕事はじめの方も多いことでしょう。正月明けの深夜にしぶんぎ座流星群が極大を迎える話題が毎年のように出る。しぶんぎ座流星群は三大流星群の一つで、年明け早々に現れる流星群としても注目されている。

国立天文台によると、今年のしぶんぎ座流星群の極大は1月3日23時頃である。ちょうど、このコラムが配信された頃にはピークを迎えているのである。寒い中ではあるが、外に出て、北東の空を中心に全天を眺めると流星が見られる可能性が高い。今年は1時間あたり最大20個程度とこれまでの数に比べてやや少なく、月齢20の月が昇っているため、観察するには条件がやや悪い。

しかし、新年早々の初流れ星を見るため、観望にチャレンジしてはいかがでしょう。




執筆者:阿波狸