知らないと愛犬がキケン!?
お散歩はリスクがいっぱい
〜黄砂・花粉・PM2.5〜
犬と黄砂・花粉・PM2.5
黄砂や花粉、PM2.5の影響は人間だけのものと思いがちですが、犬への影響はほぼ人と同じと言われており、犬は人よりも小さな体のため、より影響をうけやすいと考えられています。 犬にも様々なアレルギーがありますが、黄砂は3〜5月頃、花粉・PM2.5はほぼ1年中飛んでおり、黄砂・花粉・PM2.5に反応している症状はどれも似ているため、それがどれによるものかの判別は難しいようです。 ただ、花粉症の犬の場合はPM2.5や黄砂に反応しやすいと考えられています。 また、「柴犬」「シー・ズー」「ゴールデンレトリーバー」「ラブラドールレトリーバー」「マルチーズ」などの犬種は、花粉に対してアレルギー反応を起こしやすいといわれています。
黄砂などが愛犬に及ぼす影響や症状
黄砂などの小さな粒子は肺に蓄積されます。お散歩後などに次の症状がみられた場合はアレルギーの可能性があります。
- ・皮膚に湿疹や赤みがみられる
- ・目の周りが赤く、涙や目やにがいつもより多い
- ・くしゃみ
- ・鼻水
- ・耳が臭う
- ・咳
- ・瞼や顔が腫れる
- ・下あごリンパ節が腫れる など
愛犬の様子をよく観察し、症状が出たときは早めに動物病院を受診しましょう。
黄砂などの飛来時にお散歩してもいいの?
先述のとおり、犬は人より体が小さくより影響を受けやすくなります。また、犬は人のようにサングラスやマスクで予防することは困難ですから、黄砂などが多く飛来している日は無理にお散歩に行くのをやめましょう。 黄砂・花粉・PM2.5が合わさると、アレルギー症状を引き起こしやすくなったり、症状が重症化するおそれもあります。特にアレルギー体質の犬は注意してあげてください。
PM2.5・花粉・黄砂の対策法は?
事前に飛来予測や情報をチェックし、多い日や時間帯のお散歩を避けるなどお散歩計画を立てましょう。また、お散歩から帰ったら室内に持ち込まないよう、軽く濡らしたタオルやウェットティッシュなどでワンちゃんの手足や体を拭いたり、ブラッシングしたりして払い落とすようにしましょう。
愛犬のアレルギー対策におすすめ!
黄砂・花粉予測とPM2.5情報
黄砂情報
黄砂情報では、マップで今後の飛散の流れが確認できます。
市区町村単位でも予想を細かくチェックでき、お散歩前に黄砂の飛散が多い日や時間帯を把握できます。
花粉ナビ
花粉ナビでは、スギ・ヒノキ花粉の今季の花粉飛散量や、飛散開始時期・ピークの予測が詳しく見られます。
飛散量の予報も市区町村ごとに1週間先まで確認でき、注意が必要な日がわかります。
※2月頃〜5月頃までの季節限定コンテンツです。
PM2.5大気汚染予測
マップ上で全国の飛来状況が確認できます。市区町村単位でわかる飛散量の予想は、花粉・黄砂もあわせてチェックできるのでとても便利!
こちらも
オススメ!
夏は高温アスファルトに注意!
肉球火傷・熱中症の対策を
犬のおさんぽ予報
犬のおさんぽ予報とは?
犬のおさんぽ予報では、地面がアスファルト舗装だった場合の路面温度を気象条件から予測し、路面温度予測値と指数を掲載しています。 天気予報と合わせて最大3日先までわかるので、事前にチェックすることでお散歩に最適な時間を計画できます!
指数の凡例
中止 |
ワンちゃんを守るためにもおさんぽは中止しよう。火傷や熱中症で命の危険。 |
---|---|
危険 |
43℃以上で肉球火傷の危険性大!この時間のおさんぽは避けよう。 |
警戒 |
肉球火傷のリスクあり。念のため路面を手の甲で5秒タッチして安全確認! |
快適 |
快適におさんぽできそう♪ |
ひんやり |
ひんやりしていて少し冷たいかも。 |
指数は、「ひんやり」「快適」「警戒」「危険」「中止」の5段階。ワンちゃんのアイコンでわかりやすく掲載。
わかりやすいグラフも
1時間ごとにグラフでも確認できるので、「今から散歩に行こうと思っていたけれど、路面温度が高くなりそうだから中止しよう」「涼しそうなこの時間帯に散歩に行こう」など、お散歩の予定が立てやすくなります。