天なびコラム

第8577話

2024年04月21日

温かいものを食べると……

すっかり春らしい気温となりましたね。
寒暖差も少なくなってきて、過ごしやすさに感謝しています。
しかし夏もすぐそこに迫っているような気がして、年々短く感じる春と秋に儚さを感じざるを得ません……。

話は変わりますが、この冬の間地味〜に困っていたのが「温かいものを食べたときに出る鼻水」です。
どういう原理なのだろう?と思い調べてみると、理由は複数考えられるとのこと。
@血管運動性鼻炎
寒い中で熱い食べ物を食べると急な温度変化による寒暖差アレルギー(医学的には血管運動性鼻炎)で、鼻水が出てしまう
A生理現象
体温より温度が高い空気を吸い込んだ際に空気を冷やす機能が鼻にあり、冷やすために鼻水が使われる。温かい空気が冷やされると結露するため、より温かい食べ物ほど鼻水の量も普段より増える
B衰え
鼻と口が繋がる部分を遮断する上顎奥の働きが衰えていることによって、食事中に水分が鼻にいってしまい、鼻水として出てしまう

寒暖差が少なくなってきて、食事中の鼻水も、私の場合はだいぶ落ち着いてきました。
一先ず衰えではないということで考えたいですが、最近食事を意図しないタイミングで飲み込んでしまうことがあり、嚥下機能の衰え自体は否定できない状況です。。
口内を鍛えることから少しだけ目を逸らしつつ、この束の間の、春の心地よさを楽しめたらと思います。


執筆者:いろごはん