天なびコラム
第6192話
2017年10月10日
虫と天気
先に謝っておきますが、虫が苦手な方はすみません。今回はカメムシの話をします。
この間、よく行く公園で夜にランニングをしていたところ、照明付近にたくさんのカメムシが集まっていました。
5年以上この公園に通っていますが、初めてのことだったのでとても奇妙に感じました。
私が見たものは、緑色で私の小指の爪の大きさくらいだったのでどうやらツヤアオカメムシだったようです。
他の地域はどうなのか気になったのでニュースを調べてみると、今年は鹿児島や和歌山でカメムシが大量発生していました。
この2県では農作物の病害虫の情報として、果樹カメムシの注意報が発表されています。
SNSには壁一面にぎっしりと集まった様子が投稿されていてとてもショッキングでした。
カメムシはスギやヒノキの実を餌にするため、スギやヒノキの花粉が多い年はカメムシが増えるそうです。
また、今回の件でカメムシが多い年は雪がよく降ると言われることを思い出しました。
虫と天気の関係について考えさせられる出来事でした。
執筆者:おた