天なびコラム

第6256話

2017年12月13日

ふたご座流星群

今夜、今年最後の三大流星群である、ふたご座流星群が見ごろを迎えます。
極大時刻(流星群自体の活動が最も活発になる時期)は、14日の15時頃と予想されていますが日本では昼間のため、今日13日の深夜から14日の早朝にかけてと、14日の深夜から15日の未明にかけての二夜が一番の見ごろとなります。
特に14日の深夜からは、活動レベルの低下と輻射点の上昇が拮抗して、さらに多くの出現を見せると予想されています。
空の条件が良いところでは、もっとも多いときで1時間あたり60個以上見られる可能性も!
ふたご座流星群は毎年安定した活動を見せてくれます。それに今年は月明かりの影響も小さいので、多くの流星が期待できそうですね。
一晩中流星が出現するのが特徴ですので、これまで流星を見たことがないという方も観測のチャンスです。
天なびのふたご座流星群特集では、輻射点が高く上がる時間帯や観測の方角などを詳しく掲載中ですので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
今年も残すところあと少し、慌ただしい毎日を過ごされている方も多い時期かと思いますが、一息ついて夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
観測の際は、しっかりと防寒対策をお忘れなく!


執筆者:まる