第5342話

2015年06月13日

天気の好み(1)

「今日もかんかん照りやね。」
「ここ最近ずっと晴れてますねえ。」
そんな他愛のない会話を先日近所のおばあさんと交わしていた時、「晴れ＝好き」と単純に表せるわけではないことに、ふと思い至りました。

晴れが好きな人もいれば、苦手に感じる人もいる。
そうした個人差はさることながら、個人の中にも「好きな晴れ」や「苦手な晴れ」といったものがあるのではないでしょうか？
私は、秋や春に現れる移動性高気圧がもたらす穏やかな晴れは好きですが、真夏の太陽がじりじりと肌を焼く晴れはどうも苦手です。

また同じ晴れでも好みが異なることに目を向ける時、以前はそんなこともなかった事に気付かされます。
小学生の頃、学校で遊ぶことが好きで、授業時間が10分で休み時間が45分だったらいいなと思うほどでした。
そんな私にとって、どんな晴れも好きになることができました。
成長するにつれ、知らず知らずのうちに好みが変わってしまったようです。

みなさん、晴れは好きですか？
どんな晴れが好きですか？

執筆者：tatu