天なびコラム

第6202話

2017年10月20日

もみじ饅頭

先日、知人から広島のお土産で、もみじ饅頭をいただきました。
秋にぴったりだな〜と思いながら美味しくいただいたのですが、なんとなく起源が気になって調べてみました。

もみじ饅頭の歴史は、なんと今から100年程前の明治40年頃。
当時、伊藤博文が宮島の名所の一つである紅葉谷を訪れた際に、茶屋の少女の手をとり言った「なんと可愛らしい、もみじのような手。焼いて食べたら、さぞ美味しかろう。」の言葉をヒントにつくられたそうです。
最初はこしあんの1種類でしたが、今では抹茶あんやカスタードクリームなどの変わり種も。全部で200種類近くもあるようです。
皆さんは変わった味のもみじ饅頭、食べたことがありますか?

そういえば、私も小さい頃によく「もみじ饅頭みたいな手だね」と周りの人から言われていたことを思い出しました。
その頃は褒め言葉だとは思えず、なんとも言えない複雑な気持ちになっていましたが。(笑)


執筆者:まる