夏山シーズンのぬかるみ対策

雨で地面がぬかるむと、登山のリスクが高くなります。リスクと対策方法をご紹介!

夏山は晴れてもリスクがある?

憧れの3000m級へチャレンジしやすく、年間でもっとも人気の夏山登山。せっかく行くなら最高の気象条件で望みたいですよね。

ただ、夏は豪雨・雷雨が年間で多い時期。当日は晴れても、足場が雨でぐちゃぐちゃ…なんてことも。

足元イラスト

もし「登山道のぬかるみ具合が事前にわかり、対策やぬかるんでいない道を選ぶことができたら」夏山をもっと楽しむことができると思いませんか?

ぬかるみによるリスクって?

ぬかるみによる登山リスクとは

雨でぬかるんだ登山道には以下のようなリスクがあります。

  1. 1.すべりやすい
  2. 2.バランスを崩し、転倒に繋がりやすい
  3. 3.すべる分、疲労がたまりやすい

特に「転倒」は毎年上位にあがる遭難原因です。

【山岳遭難原因】

山岳遭難原因の円グラフ

参考:令和元年の警察庁による山岳遭難概況

転倒の理由は色々ありますが「疲労」や「地面のぬかるみ」もそのひとつ。

歩き方やすべり止めで対策はできますが、もし遭難やケガに繋がってしまったら..

遭難イメージ

そうならないために、登山では地面の状況についても事前のチェックが大切です。

転倒や遭難リスクを避けるために

ぬかるみマップでリスク対策を!

登山道の状況把握におすすめ!
登山ルート天気の「ぬかるみマップ」

ぬかるみマップサンプル

登山ルート天気では、右下の「今のぬかるみレベル」を押すと、過去24時間の解析雨量(※)がマップ上でわかります!

ぬかるみマップ凡例サンプル

雨量は2段階で表示しており、濃い青のところは地面がぬかるんでいる可能性があり、目安になります。

早速ぬかるみレベルを見てみよう

登山ルート天気を見る

更に出発時間と出発地点・ゴール地点(山頂)を選ぶと、登山ルート上の詳しい天気がわかります。

ぬかるみマップサンプル2

※解析雨量:気象庁と国土交通省が全国に設置しているレーダーやアメダス等の値を組合せ、降水量を1km四方ごとに解析したもの。

特徴は?

  1. 1.登山ルート上の天気・気温・風予想
  2. 2.登山ルート周辺の過去に降った雨量
  3. 3.登山道のどの辺がぬかるんでいそうか

をひとつのマップでチェックすることができます!

どんな時に使うのがおすすめ?

雨が多くなる梅雨〜秋、特に人気の夏山シーズンは登山前にチェックしておくことで、ぬかるみを避けたり、レインスパッツなどの対策に役立てることができます。

まずは山を選んでぬかるみをチェック

登山ルート天気で山を選ぶ

更に詳しい雨量が知りたい方へ

更に詳しい雨量は「過去雨量へ」

詳しい雨量を知りたい方におすすめ!
ピンポイントでわかる「過去雨量」

ぬかるみマップサンプル4

「過去雨量」では、過去24時間のうち、何時にどのくらい雨が降ったかがわかります!

その他にも、

  1. 1.てなびんによるぬかるみ一言コメント
  2. 2.過去24時間の雨量グラフ
  3. 3.過去24時間の天気
  4. 4.過去3日間の雨量

を、まとめてチェックすることができ、過去3日間の雨量にはわかりやすいぬかるみイメージも掲載。

ぬかるみサンプル5

どこから見ることができる?

ぬかるみサンプル7

「登山ルート天気」のぬかるみマップ上の気になる地点を長押し(上図)することで、その地点の1時間ごとの過去雨量が見られます。

ぬかるみサンプル6

各山の10日間天気からは、その山の山頂の過去雨量を見ることができます。

さっそく過去の雨量を見てみよう

登山ルート天気で山を選ぶ

夏山登山を考えている方におすすめ!

高解像度レーダー

充実した山の情報がわかります

会員属性 スタンダード PRO
月額費用 110 288(178+110円)
登山ルート天気 ×
発雷情報 9時間先まで 2日先まで
見晴らし予報
山のポイント天気 3日先まで 10日先まで
予想天気図 3日先まで 10日先まで
山の星空指数 3日先まで 10日先まで
ポイント天気リクエスト 無料 無料
高解像度レーダー 実況のみ 予測も全て
ぬかるみ情報 24時間雨量まで 3日前まで
山の紅葉予想

ゲリラ豪雨卵ェや暴風域に入る確率がわかる ゲリラ豪雨卵ェや暴風域に入る確率がわかる

もうすぐ夏山シーズンですが、今年は感染症対策も含め、いつも以上に安全に気を付けて登山を楽しみたいところ。

山岳遭難が増えている昨今、ぬかるみ情報や登山ナビをチェックして安全に登山を楽しみましょう。