天なびコラム

第6928話

2019年10月16日

阿波踊り

秋田の「西馬音内の盆踊り」、岐阜の「郡上踊り」、徳島の「阿波踊り」は、「日本三大盆踊り」と言われます。今年、8月14日・15日の徳島の阿波踊りの祭りは台風10号の影響で中止になり残念でしたが、私は前月の連休で観光に徳島に行きました。

阿波踊りの祭りは毎年8月のみに開催されますが、徳島市の阿波おどり会館では毎日阿波踊りが楽しめ、1日4回公演があります。阿波踊りを踊る団体、グループのことを「連」といい、そのうち有名連(特に卓越した技術を持っている協会所属連)は全部で33連あり、夜の公演は毎日交代で1連ずつ出演します。2階のホールは30分の公演で踊り方のレクチャーもあるので、踊り子たちと一緒に踊り体験もできます。お得セットのチケットを買えば3階の阿波おどりミュージアムも見学できます。

基本の踊り方は「右手と右足、左手と左足をそれぞれ同時に前に出す」を繰り返しながら「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」という歌を歌います。そして「ヤットサー アー」と聞こえたら「ヤットヤットー」の掛け声で答えます。訪日観光客や初心者でもすぐできました。ネットで検索すると、「おやっとさ」は「お久しぶりです」や「お元気ですか?」などというような意味の方言ですね。

現在大阪から徳島まで交通手段は主にフェリーかバスですが、いつか和歌山と徳島が橋で繋がるともっと便利だと思いますね。

執筆者:ジョー