天なびコラム

第7476話

2021年04月16日

シンギュラリティ

日本だけではなく、世界中もロッグダウンや自粛をきっかけにリモートワークやさまさまなテクノロジーを導入し、現在の仕事と生活の基本になりつつあります。テクノロジーはもう自然の一部だと感じた瞬間、人類の「シンギュラリティ」(特異点、分岐点)は大幅に前倒しになる可能性もありますし、2025年前後には「プレ・シンギュラリティ(前特異点)」という社会的な変化が発生しているかもしれません。

人類の「シンギュラリティ」が発生する理由は人工知能ブームです。人工知能は2010年からビッグデータやディープラーニング(深層学習)で自動的にデータの特徴を抽出して学習できます。今まで人間の脳で分析が難しかったデータは人工知能で簡単に行うことができます。そして作ったプログラミング通りに動作するだけでなく、環境の変動予測作業もできるようになりました。医療金融または情報通信への活用も期待されています。人工知能の進化はどんどん急速に加速していて、人類の能力を超える時「シンギュラリティ」が発生し、高度な機械化と自動化により、労働力が削減され人間の労働力が必要ではなくなる可能性があります。どんな仕事でも人工知能で解決できた時、人間はどうすれば良いでしょうか?

以前までは、人工知能は漫画や映画のSF領域の話だと思っていましたが、今後は世界の常識になってきて注目しなければいけないテクノロジーですね。


執筆者:ジョー