天なびコラム

第8533話

2024年03月08日

ビールとこむら返りと水

丑三つ時、ふくらはぎに激痛が走り、声を上げて飛び起きました。
すぐさま、これはこむら返りだと思い、痛みが治まるのをじっと待ちました。
こむら返りというのは、痛みが多少治まっても、足を動かすと、またすぐに足がつりそうな感覚があって、激痛の直後は動き出すのが怖くなります。
じっとしている間に、こむら返りが起こった原因を考えました。
前の晩はビールを2杯ほど飲んだので、おそらくこれが原因なのだと思います。
こむら返りは、お酒やコーヒーなどの飲み過ぎによる脱水が原因で体内の水分が不足して起こることがあるそうです。
以前にもお酒を飲んだ日にこむら返りを発症したことがあり、調べたことがあったので、そんなことを思い出しながら、少しずつ足を動かしていきます。
私の中では、ビール2杯はお酒の量として多い方ではないのですが、飲んだ後に水をあまり飲まなかったのが良くなかったのかなあと反省。
なんとか足を動かして、台所へ行き、水を飲みました。
それでもふくらはぎは、なんだか強張った感覚があって不安を抱えながらベッドに戻ります。
激痛で起きたとは故、もう明け方。
すぐに眠りにつくことができました。
しかしその約3時間後、少し大きめの地震で目が覚めました。
揺れはしばらく続きましたが、避難する必要はなさそうだったのでそのままじっと収まるのを待ちます。
寝付きは良い方なので、そのまま眠りについてしまったのですが、その日の目覚めはあまりいいものではありませんでした。
地震で目が覚めるのは、むしろ気が付かずに逃げ遅れる可能性を防げるので良いのですが、こむら返りは避けたいものです。
人間は睡眠中にコップ一杯の汗をかくと言われているくらいなので、みなさんも寝る前に十分な水分をとってから眠りにつくことをおすすめします。

執筆者:箱崎