天なびコラム

第8542話

2024年03月17日

もちもち備蓄

もう三月も半ばですが、私はお正月に久しぶりの餅のおいしさを味わって以来ずっとお餅を毎日の朝食に食べ続けています。
トーストのごとくこんがり焼いた切り餅にだし入り塩などを振って食べるだけの手軽かつ満足感ある朝食は飽きが来ませんし、パンよりも保管しておける期間が長いのがメリットです。

家庭などで餅つきをして作る餅も冷凍保存すればかなり日持ちがしますが、市販の個包装入り餅ともなると工場の衛生管理や脱酸素剤のおかげで常温かつ年単位で保管可能なものも珍しくありません。

賞味期限が長い餅は災害などに備えた備蓄食料にもなりますが、加熱する必要があるため状況によっては調理が難しいこともありそうです。
しかし、調べてみると備蓄用に水で戻して食べられるフリーズドライの餅というものがあるらしいのです。きな粉などの調味料付きの物が多く、非常時におやつとしておいしいお餅が食べられれば気力回復にもなりそうです。

好きな防災食を普段から食べることはローリングストックとしても役立ちます。
私も切り餅にプラスでフリーズドライ餅も箱買いして朝食・おやつのお餅レパートリーに加えてみたいと思います。


執筆者:みみた