天なびコラム

第8546話

2024年03月21日

朝と夜の花粉

年を重ねるごとに花粉症の症状が軽くなっており、症状自体はあるものの、今のところは薬なしで過ごせています。
幼い頃はかなり症状が酷く、鼻の粘膜も弱かったため、鼻水が酷いのにかむと鼻血が出てなかなか止まらないという惨事が頻発していました。
軽くなっているとはいえ、元々スギ・ヒノキ・イネ・ブタクサと時期の異なる複数の花粉症持ちなので、油断せずにこれからも過ごせればと思います。

そんな年々改善傾向の私でも、朝目覚めた直後と夜入浴した際は、花粉症状が酷くなるように感じています。
何年も疑問は持っていたものの「こういうものなのかも?」と今まで原因を調べようとしなかったので、今回調べてみました。
寝起きに関してはなんと「モーニングアタック」という如何にも症状が酷くなりそうな名称がついていることが判明。
このモーニングアタックですが、
@就寝中に花粉やハウスダストを吸い込んでしまい、目が覚めるとともに強い症状を引き起こしてしまう説
A起床時に自律神経の一時的にバランスが乱れて鼻が刺激に過敏になってしまう説
など原因は複数考えられているようですが、夜間の室内でそこまで花粉を吸いこむのか?ということで自律神経のバランスの乱れによるものであることが多いそう。

ちなみ入浴時の花粉症悪化については、42℃以上の熱い湯に浸かるとヒスタミンというかゆみの原因物質ができてしまうこと、入浴により交感神経が活発になり鼻の粘膜が過敏になってくしゃみや鼻水などの症状が出やすくなるといった理由があるようです。

人体って奥深いですね……。自律神経のバランスが保てるよう、心身ともに健康を心がけます。


執筆者:いろごはん