天なびコラム

第2644話

2008年01月23日

運転の前に

先週から今週にかけて太平洋側でも雪が降り、積雪のため通行止めになった地域もありました。
北陸に住んでいた頃、車を持っていましたが、冬になると運転中だけでなく、運転する前にも大変なことがありました。

一晩で大量の雪が降った場合には、車に積もった雪を落とすのが大変になります。そのため、ほとんどの人がスノーブラシやスコップをトランクに入れています。
駐車場にも雪が積もりますので、水を流す除雪装置が無い所では、車が出るための道をスコップで作らなければなりません。駐車場の管理人がスコップで必死に除雪している場面をよく見かけました。

また、気温が下がると、フロントガラスや窓が凍り、もっとひどい時には鍵穴が凍ります。
鍵穴が凍ると、鍵が刺さらずドアを開けることが出来なくなります。
そんなときに役立つのが、解氷スプレー。窓や鍵穴に噴きかけ、しばらくすると氷が融けていきます。
それでも融けない場合は、お湯を入れてきて車にかけます。
でも、外出先にはお湯はありません。その場合、近くの家の人にお願いして、お湯を借りるということを聞いたことがあります。

こんな理由で冬に車で外出する場合、30分ほど早く出発していました。
でもこれは北陸での話。それ以上に寒い地域、雪が多い地域ではもっと大変だと思います。
運転歴の浅い私が申すのもなんですが、雪道の運転は特に注意してくださいね。

執筆者:GYO