天なびコラム
第2652話
2008年01月31日
冬の楽しみ
自宅から会社へ歩いて向かう途中に川があります。
都会の中心を流れるその川はとても汚いことで有名です。(某プロ野球チームが優勝すると、よく飛び込んだりする川ですが。。。笑)
そんな汚名ばかり背負っている川なのですが、1つ楽しみがあります。
寒い時期になると、この川が色々な鳥達で溢れかえります。
カルガモ
ユリカモメ
アオサギ
海鵜(うみう)
カルガモやアオサギは年中この辺りを住処にしているようですが、ユリカモメや海鵜は寒い時期にならないと姿を現しません。
こんな汚い川にこんなたくさんの鳥達が居て、食料は足りるのかなと要らぬ心配をしたりもしますが、見ていて全然飽きません。
悠々と泳ぐカルガモの列。
空中を舞うユリカモメ。
水際で静かに獲物を狙うアオサギ。
岸で羽を広げて日光浴をする海鵜。
別々の種族でもお互いを忌み嫌うわけでもなく、自然と調和し合って生活する姿には、私達も見習うべき点が多いかもしれません。
温暖化が進むに連れて、生態系も北へずれながら変化しつつある昨今。
この川でいつまでも鳥達の姿が見たい。
そんな気持ちからの温暖化対策があっても良いのかもしれませんね。
執筆者:そら