天なびコラム

第2653話

2008年02月01日

太陽光

徐々に日没時刻が遅くなってきて、こちら大阪では17時半過ぎまでは薄明るい状態です。それと同時に太陽の南中高度(南中時刻における地面と太陽の角度)も高くなってきていますね。北緯35度地点での冬至の南中高度は約32度ですが、夏至では約78度となります。子供の頃、夏の昼間の影が短かったのが印象的でした(影踏みが難しくなります)。

さて、気象庁が気象観測している地点のひとつに南極の昭和基地(南緯69度)がありますが、南半球のために現在は夏となっています。先日1月13日に日照時間(一定量以上の日射があった時間)が23.5時間となっていました。そう言えば、南極に近い地域では白夜の時期でしたね。ずっと昼間ってどんな感じなのでしょうか。一度は経験してみたい気がします。

興味本位で冬至前後の日照時間も調べてみると、ありましたありました、日照時間24.0時間が。12月15日〜17日の3日連続。青空3日間。うらやましいですね。
でも逆に、(南極の)冬になると太陽が出ないんですよね(極夜)。そう思うとやっぱり適度な昼と夜があるのが一番かな???皆さんはいかがですか?


執筆者:のっち