天なびコラム

第2663話

2008年02月11日

気象衛星くん

強い寒気が南下した時には、日本海に筋状の雲が見られます。
テレビやインターネットなどで見るこの雲画像は気象衛星から撮影しており、普段おなじみの日本付近の衛星画像は東経140度の赤道上空約36000kmの所から撮影しています。

36000km・・・いったいどれくらいの距離でしょうか。
東京〜大阪は約400km
札幌〜那覇は約2200km
これでは全然足りませんね。
それでは地球一周はというと約40000kmになります。超えてしまいましたが、とてつもなく長い距離だという事が想像できると思います。
そんな遠い所から気象衛星くん(愛着がわいてきました)は一人で毎時地球を撮影してくれて、私達に地球の様子を見せてくれます。
あ〜気象衛星くん。いつもいつもご苦労さまです。
今日は空に向かってお礼を言います。

執筆者:鷹