天なびコラム

第2665話

2008年02月13日

気圧変化

先日、飛行機に乗る機会がありました。私にとって機内持ち込み荷物で必要なものは、「読書のための本」「エアー枕」と「もしもの時の頭痛薬」。

飛行機は上空10km前後を飛んでいますが、外気の気圧は250hPa程度です。そのような環境下で与圧装置を用いて機内気圧は800hPa程度まで高められているようです。高められたとはいえ、実に標高2000mほどの山の環境と同じ感じですね。そのため、密封された袋やペットボトルは離陸後少しずつ膨れます。エアー枕は地上で必死にパンパンまで膨らませなくても、15分もすれば自然にパンパンになってくれます。

さて、着陸30分前までは快適に過ごせる私ですが、着陸前になると頭痛がどうなるか心配で心配でなりません。これまでの激痛歴3回、2割ほどの確率で発生しています。原因は、降下時の短時間気圧増加による影響のようです。

海外では乗り継ぎ前の頭痛でやむなく経由地強制一泊を経験した私は、とっても不安な30分を過ごすことになります。幸い先日を含め3往復連続無事に着陸しましたので、このまま連続記録を伸ばしたいと思います。

みなさんは気圧変化による体調変化はありませんか?


執筆者:のっち