天なびコラム

第2668話

2008年02月16日

天気図作成

「西高東低の気圧配置となり…」
「寒冷前線の通過によって…」

このような言葉を天気予報で耳にすると思いますが、これらは天気図から判断しています。
実は1883年の今日は、日本で初めて天気図が作られた日で、それを記念して毎年2月16日は「天気図記念日」として制定されています。

天気図はインターネットやテレビなど様々な場面で目にしますが、皆さんは実際に天気図を描いたことはありますか?
理科の授業で習った方はご存知だと思いますが、ラジオの気象通報を聞いて天気図用紙にマークしていくと、誰でも天気図を描くことができます。
通報では各都市の天気や気温、気圧が発表されます。また、その他の情報で前線や高・低気圧の位置も描くことができます。

簡単そうですが、最初はアナウンサーのスピードについていくのに必死です。相当集中しなければなりません。
また、外国の天気も発表されるので、「ルドナヤプリスタニ」ってどこ?となるうちに次の都市の天気に移ってしまいます。ちなみに「ルドナヤプリスタニ」はロシアの都市です。
完成したらインターネットやテレビの天気図と比較してみてください。正しく描けているかが分かると思います。

天気図用紙は全国の書店で購入することが出来ます。
1度、天気図の作成にチャレンジしてみてください。
部屋に自分で描いた天気図を貼ると、ちょっと嬉しくなりますよ。

執筆者:GYO