天なびコラム

第2686話

2008年03月05日

花粉が各地で飛び始め、先日黄砂も観測されました。
いよいよ春だなぁと思うのですが、なんだか他のところから春の訪れを感じたいな、とも思ってしまいます。

外を歩くと植物の芽吹きや、冬じっとしていた虫や動物たちを目にしたり、なんだか空気の色まで違って見える気がしてきます。
冬の寒い時期は外に出るのが億劫だったのですが、最近は天気がいいと家にいるのがもったいなくて、外に出かけたくなってしまいます。
今日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。
「蟄」は土の中で冬ごもりしている虫のことで、地中で冬ごもりしていた虫が春の訪れを感じて地上へ這い出してくる頃です。
なんだか私も虫と同じだな‥と思ってしまいました。
暖かな春を待っていたたくさんの生き物が活動を始めます。花粉症の人はつらい時期の始まりかもしれませんが、活動的になるこれからの時期、何か新しいことを始めてみるのもいいですね。


執筆者:しま