天なびコラム

第2696話

2008年03月15日

春のたより

暖かい陽気の所が多かった今週、長野に住む家族から一通のメールが届きました。

そのメールには、福寿草の花の写真が添付されていました。
福寿草の周りにはまだ雪も残っていましたが、そんな環境の中でも、かわいらしい花を咲かせている福寿草の頑張りに、一人で感心してしまいました。

福寿草という名前の由来は、旧暦の正月ごろ開花することから、幸福と長寿を表す「福寿」の名前を当てたものと言われています。
また、「元日草(がんじつそう)」や「朔日草(ついたちそう)」という別名もあるそうです。

年末、店頭に並んでいる福寿草を見かけた方も多いと思います。
これは、お正月に合わせて咲くように、開花時期を調節しています。
しかし、自然に植生している福寿草は、2月〜4月ごろに花が咲きます。
ちょうど今の時期が見頃かもしれませんね。

私も写真ではありますが、地元の春を感じることができて、ほんわかした気分になりました。
各地で、少しずつ春が近づいていますね。

執筆者:ふみ