天なびコラム

第2730話

2008年04月18日

桜の標本木

先日6日、気象予報士仲間に誘われ、大阪にある桜の標本木の下でお花見をしてまいりました。
標本木ってこだわる所が、気象予報士らしいでしょ!

「桜の標本木」について簡単に説明しますと、気象庁がソメイヨシノ(一部異なる)を標本木と指定し、花が5〜6輪開いた時を「開花」といい、8割以上咲いた時を「満開」といいます。

お花見をしたその標本木はすごく大きくて立派な木でしたよ。
枝という枝には綺麗な淡いピンク色の花びらが咲き誇っていました。
ちょうど満開の時期を迎えていて、空の色と花びらのピンク色とのコントラストが最高でした。
夕方からはぼんぼりに明かりが灯り、これがまたすごく綺麗でしたね。

昨日再び見に行って来たのですが、もう花はほとんど散っていました。
桜の花ってなんて儚いのでしょうか。
皆さんのご近所では、ソメイヨシノはもう散ってしまったのかも知れませんが、北日本や標高の高い所、また、八重桜など遅咲きの桜は今からが見頃という可能性もありますよ。
この週末にお出かけするのは如何でしょう。
その時は、お天気チェックをお忘れなく!

執筆者:やす