天なびコラム

第2733話

2008年04月21日

水も滴るよい景色

桜開花前線は、そろそろ津軽海峡を渡ろうとしています。

一方、本州の南半分は、桜の花見も終わりですね。

さて、この時期になると、全国各地で普段は入れない公共施設での花見ができます。
上下水道局、水源地、貯水池や造幣局などの敷地が一般開放されます。
それらで一番有名なのは、大阪造幣局の桜の通り抜けでしょうか。
まさに今行われています。先週水曜日から明日までという短い期間ですが、一見の価値があります。
遅咲きの八重桜を中心に、様々な形の桜の花を見ることが出来ます。桜の博物館と言ったところ。

これらの施設。普段は、門で閉ざされ入ることができないため、住んでいるところではありますが、いうなれば”秘境”でもあります。
そこへ入る、わくわく感もその楽しさを倍増させるというもの。

桜以外にも、つつじ、ふじなど様々な花を愛でることができますので、これからの季節、水道局、水源地などが開放されていたりします。

ふと、水道の施設だけに、”水”も滴る良い景色を堪能したいこの頃です。

執筆者:亜蘭