天なびコラム

第2737話

2008年04月25日

chip?

小学校でローマ字教育が始まったのは今から61年前の1947年4月25日だそうです。パソコンでタイピングする今日、ローマ字学習の必要性を感じますね。ローマ字にはヘボン式(chi,tsuなど)、訓令式(ti,tuなど)、日本式があるそうです。

私はヘボン式で覚えているので、今でもタイピングは「し」を「shi」と3文字押さないといけませんが、「si」ですませている人を見ると、そっちの方が効果的だなぁっと思います。

さて、日本人名のパスポート表記はヘボン式に統一されているようですが、教育界では訓令式を教えているそうです。インターネットでいろいろ調べると、ヘボン式と訓令式ローマ字教育には複雑な背景があるようですが、訓令式での学習による英語発音への弊害も指摘されていました。

確かに「tip」と「chip」を両方とも「チップ」と読んだら問題が出てきますよね。小学校での英語学習に賛否両論の昨今ですが、個人的には発音ぐらいはやっておいたら良かったなぁと今になって思います。

海外旅行に行ったときに「チップいるの?」と聞いて通じなかったことがあります。そもそも「チップ」が「chip」だと思い込んでいたのがいけなかったのですが・・・。皆さんも英語の苦い経験はありますか?


執筆者:のっち