天なびコラム

第2740話

2008年04月28日

プロ野球とエコ

皆さんはグリーンベースボールプロジェクトをご存知ですか?
野球に詳しい方はご存知かもしれませんが、「プロ野球界とチームマイナス6%(環境省)が協力し地球温暖化防止活動を行う」というものです。

プロ野球の試合を開催すると「照明による電力消費」「飲食などのゴミ処理」等にエネルギーを使用するため、多くのCO2を排出しています。
このCO2の排出を少しでも減らしていこう!ということで、このプロジェクトが始まりました。

全球団の取り組みとして、試合時間12分の短縮があります。
攻守交代や投手交代に時間制限を設定(それぞれ2分15秒、3分15秒)しています。
試合をよく見ていると、攻守交代のときに選手がダッシュしているのが分かりますよ。
1試合12分だけの短縮ですが、これを何試合も続けていくと、かなりの電力を抑えることができますよね。

各球団の取り組みもあります。例えば、

・デーゲーム数の増設
・折れたバットを箸に再利用
・ドームの冷暖房温度の調節
・選手のマイカー来場の自粛
・雨水をトイレや散水に使用

などです。
選手や球団にとって、これらの取り組みを1シーズン続けるのは大変だと思いますが、地球環境にとって本当に良いことをしていますよね。
また、国民的プロスポーツが取り組むことで、エコ活動の普及に大いに役立っていると思います。

私もエコバッグを常に持参していますが、環境のために他に何か出来ることはないか探してみようと思いました。

執筆者:GYO