天なびコラム

第2767話

2008年05月25日

気象病

気象病とは、天気が急に変化する、または季節の変わり目で体調が悪くなることにより、それがきっかけとなって病気が発症する事を言います。

「雨が降ると古傷が痛む」と聞いた事はありませんか?これは、降雨をもたらす気圧配置が影響して、発症していると思われます。

そんな気象病ですが、多くの気象要素の中で身体に最も強い影響力を及ぼすのは気温と言われています。

この5月に入ってから、暖かい日もあれば、前線や台風の影響により冷えこんだ日もあり、気温の日変化がとても大きくなっております。例えば東京では、5月に入って最高気温の最も高かったのが約27度、そして、低いのは約13度と、実に10度以上の差があります。

このような急な気温の変化は、体調を崩す原因となります。十分注意して気象病の季節を乗り切ってください。


執筆者:けん