天なびコラム
第2781話
2008年06月08日
オゾンホール
1902年の今日。私達の生きている対流圏のはるか上空にある成層圏が発見されました。
およそ、上空11km〜50kmにあります。
その中には、有害な紫外線を吸収する、オゾン層があります。
しかし、近年のフロンガスなどの放出などにより、このオゾン層が破壊されオゾンホールが広がっています。
南極上空のオゾンホールの観測によると、規模は、1980年代から1990年代半ばにかけて急激に大きくなりました。その後(2000年以降)は増加傾向が緩やかになっているものの、依然として大きい状態が続いています。
さて、年間を通じて、今の時期(5月、6月頃)が紫外線の一番強い時期になります。
梅雨空だからと、油断は禁物です。
紫外線対策をしっかりすることが重要です。
執筆者:亜蘭