天なびコラム

第2803話

2008年06月30日

カビにご用心

例年、梅雨から夏の間は、カビで悩まされる人が多くなります。

カビは気温が20℃、湿度60%を越えると活気づき、気温が28℃、湿度80%を越えると猛烈な勢いで繁殖すると言われています。

このようなことから、梅雨はカビが生育するのに最も適した時期と言えるのです。

室内にカビが発生すると、空気中に飛散し、それを吸い込むことで、病気を引き起こすことがあります。喘息やアレルギー、アトピーなどの人や子供、お年寄りや病気の人は抵抗力がなく、特に注意しなくてはいけません。

また、マンションなどコンクリート住宅のような機密性が高い部屋、床がタタミやじゅうたんの場合も注意が必要です。

梅雨の晴れ間に窓を開けて、室内の換気をよくすることが一番の対策となります。

執筆者:けん