天なびコラム

第2882話

2008年09月17日

自然史博物館

まだまだ暑い日はありますが、暑い盛りを過ぎてから公園や緑地に出かける方が増えてきました。昼間の時間帯でも、公園や遊歩道でウォーキングをしたり、公園周りをジョギングしている方が多くなって、いくらも過ごしやすくなったのだと実感します。

緑地や林野を含め、自然の中を散策するのは何となくスッキリした気分になるので好きなのですが、そこで見かけた植物や動物は「はて、何だったのだろう」と気になってやまないことがあります。また、地元民でありながら、地域に生息している動植物を知らないのは残念に思っています。
そこで、先日『自然史博物館』という所に立ち寄ってきました。
動物や昆虫の標本やはく製の展示のほか、植生や気候、地質のことについても展示されていて、なかなか興味深いものがありました。地域の動植物の生息状況が詳しくわかるだけでなく、例えば、エゾゼミやアカエゾセミなど名前からして大阪にはいなさそうなセミでも、どこそこに生息していますといったことが展示の案内に記されていて、季節が合えば探してみるのも楽しそうだなぁという気分にもさせてくれます。
今回はかけ足で見てきただけになってしまったので、今度はゆっくり時間をとって見に行こうと思います。

自然史博物館は色々な地域にあります。もっと違う名前になっていたり、植物園などと一緒になっている地域もあると思いますが、興味をもっていただけたら、ぜひ探しに行ってみてください。新しい発見や再発見があるかも知れませんよ。


執筆者:八鬼