天なびコラム
第3848話
2011年05月11日
雷を避ける
夏が近づくにつれて、日射によって発達した積乱雲が雷雲になった熱雷など、冬の雷よりも激しいものが発生しやすくなります。
落雷は背の高いものに対して起こりやすいため、まず建物や自動車の中に避難することが大切です。
建物への避難が最もよいと言われており、避雷針が完備されている建物や、鉄筋コンクリートの建物が安全とされています。しかし、電灯線、電話線などからは距離をあける必要があります。
自動車に落雷した場合、電流は金属ボディを流れ、地面に抜けます。
もし避難する場所がないときは、低い場所に移動して、姿勢を低くとることが大切です。
これから暖かくなり、外出することが多くなりますが、雷の音が聞こえた時は、早めの避難を心がけていきましょう。
執筆者:とも