天なびコラム

第3873話

2011年06月05日

新茶がおいしい

本州は梅雨シーズンを迎えましたね。雨ばかりで憂鬱な6月になりそうですが、この時期だからこそ楽しめるものもあります。

それはお茶。ほとんどの茶畑では、毎年5月頃に茶摘を行います。なので、ちょうど新茶が出回る時期が6月頃なんです。
でもおいしいお茶ってどんなお茶でしょうか。

お茶の中でも高級で美味しいと言われる「玉露」は、新芽が開き始めた頃から20日間、日光を遮って育てるんだそうです。そうすると、カテキンというお茶の苦味成分があまり作られないために、渋みが少なく、まろやかでおいしいお茶になるそうです。
一般的には、苦味の少ないお茶が好まれやすいのかもしれませんね。

今日は、京都のお茶の産地、綾部市で「あやべ新茶まつり」も行われています。興味のある方は、行ってみてもいいかもしれませんね。

執筆者:味噌