天なびコラム

第3878話

2011年06月10日

ことわざ

「つばめの巣だね」
街を歩いているとどこからともなく聞こえてきたのでふと上を見上げると親つばめがひな鳥にエサを与えて、さっそうと飛んでいく瞬間でした。
少しずつひな鳥も大きくなってきているようです。

「つばめが低く飛ぶと雨」
ちょうど雨が降っていたこともあってこのことわざが脳裏に浮かびました。みなさんは天気のことわざと聞いて何を思いうかべますか?

天気に関することわざもたくさんありますが私はもう1つ「星がキラキラ輝くと大風の前兆」ということわざを思いうかべます。地上と星の間にある大気の乱れが大きい(風が強い)ほど、よりキラキラ輝いて見えるわけですが、星に限らず夜に遠くにあるビルの蛍光灯の光が激しく揺らいでいるのを見ると、自分のいる所からビルまでの間の大気が今日は大きく乱れているのかな?とふと思うことがあります。

「あのビルの光が今日はいつもより揺らいでいるから風が強い」というように住んでいる所独自のことわざができればおもしろいですね。

執筆者:ティムール