天なびコラム

第3911話

2011年07月13日

世界遺産

小笠原諸島は6月25日に国内4件目の世界自然遺産に登録されると決まりました。
国内では知床半島(北海道)、白神山地(青森、秋田県)、屋久島(鹿児島県)に続き4ヶ所です。位置は東京都から南南東約1,000kmの太平洋上にある30余の島々となっています。

代表的には父島、母島、硫黄島、南鳥島ですが、それ以外の島は無人島です。
その内、一般住民が居住しているのは父島と母島のみであり、硫黄島には自衛隊、南鳥島には自衛隊・気象庁・海上保安庁の施設があり、その職員等のみが業務目的で常駐しています。

行き方ですが、東京港から父島二見港まで、おがさわら丸で25時間30分となっており、往復だけで丸二日かかります。あと、父島に着いてからは2日間停泊し、3日目に東京行きとなりますので、トータル6日は確保しないといけないことになります。「あれ・・飛行機は?」と思ったかもしれませんが、小笠原に空港は存在しません。

小笠原に行くには、気合と時間とお金が必要なのでプランを練って行きたいところです(旅費は結構かかりそうです)。「行きたいけど、なかなか行けない」そういう方も多いのではないでしょうか。この夏、観光客が多くなりそうですね。一度は訪れてみたいです。「小笠原諸島・・・。」

執筆者:ぶどう畑