天なびコラム

第4663話

2013年08月03日

スイカ

夏の代表的な食べ物にスイカがあります。私も好物です。このスイカ、子どもの頃は時々おやつに黄色のスイカが出てきました。普段は赤いスイカですので、黄色のスイカは特別な感じがして嬉しかったのを覚えています。

スイカには何故赤色と黄色があるのか調べてみました。

まず、野生のスイカは白色に近いそうです。そして、栽培されるスイカにはカロチン、キサントフィルという栄養素があり、その栄養素の色素によって黄色くなるそうです。黄色のスイカになります。

これらの栄養素に加えてリコピンが多く含まれると赤くなるそうです。つまり、赤いスイカはリコピンを含むから赤くなります。

リコピンと言えばトマトに多く含まれており、抗酸化作用が知られています。ガン予防や動脈硬化予防、血糖値下降の効果があります。美白効果もあるそうです。

スイカにはこの他、カリウムも多く含んでいます。前回の私のコラムにも書きましたが、カリウムはクールベジに多く含まれる栄養素で、夏バテ防止に効果があります。

私の故郷、熊本はスイカ生産日本一です。仕事のためこの夏の帰省は難しいですが、地元産のスイカを頬張りたいと思います。


執筆者:熊