天なびコラム
第4749話
2013年10月28日
産地から楽しむコーヒー
最近、一日に4〜5杯はコーヒーを飲んでいます。
コーヒー豆は赤、紫や黄色の果実を咲かせるコーヒーノキからとられます。
コーヒーノキはアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種と大きく三つの種類に分けられます。
アラビカ種はコクと風味に優れており、生産量の多くを占めています。しかし、霜、病害虫や少雨などに弱いという特徴もあります。
このアラビカ種よりも病害虫などに強いのがロブスタ種です。少雨や高温多湿の地域でも栽培できますが、苦味やクセが多く、カフェインの量が多いと言われています。そして、ロブスタ種のように高温多湿で栽培が可能ですが、病害虫に弱いものがリベリカ種です。
また、同じアラビカ種でも産地が違えば気候も違い、コーヒーの味や香りも異なります。
コーヒーを飲む時は主に見た目、香り、味を楽しみますが、産地を見て風景や気候を想像しながら飲むという楽しみ方も良いのではないでしょうか。
執筆者:とも