天なびコラム
第4759話
2013年11月07日
立冬
今日、もしくは今日から11月21日(小雪の前日)までの期間は、二十四節気の立冬です。
「立」がつくのは季節の大きな節目を表し、立冬は冬の始まりを意味します。
暦では、今日から2月3日(立春の前日)までが冬です。
立冬の前後の期間には、木枯らし1号や初雪の便りが届き始めます。
木枯らしは、晩秋から初冬に吹く北寄りの冷たく強い風が木々の葉を散らし、木を枯れ木のようにしてしまうことからそのように呼ばれます。
木枯らし1号は、気象庁から東京と大阪で発表されます。
木枯らし1号の発生の条件は、気圧配置が西高東低の冬型で、北寄りの風の最大風速が8m/s以上、となった最初の日です。
木枯らし1号の発表する期間には、東京と大阪で少し違うようで、東京では10月半ばから11月末まで、大阪では概ね霜降(10月23日頃)から冬至(12月22日頃)まで、となっています。
発表は総合的に判断されるので、期間の条件は多少前後するようですが、季節の移り変わりには地域的特徴があるのでしょうか。
執筆者:さくら